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カヤネズミの大きさや寿命、生態とは。巣作り名人だがペットは?

日本国内で最小のネズミ、その名もカヤネズミ

最近はテレビやSNSでも話題になっており、植物の茎にしがみついたカヤネズミの愛くるしい姿が見られますね。

見てもわかる通り、彼らは本当に小さな生き物です。

試しに、親指と人差し指で輪っかを作ってみてください。その輪とほぼ同じくらいの大きさです。

サイズだけでなく、茶色の体毛、つぶらな瞳、すばしっこい動き。どれをとっても可愛らしい生き物として、彼らは注目を集めています。

今回はこのカヤネズミの特徴や生態、人々との関わりについて紹介させていただきます。

 

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カヤネズミの特徴(大きさや寿命など)

カヤネズミは、体長5cm~8cm体重7g~14gです。

尾の長さは体長と同じくらいなので、全長は10cm前後といったところでしょうか。

彼らは背の高い茅(カヤ)、イネやススキの生えた草原に住んでいるため、カヤネズミと呼ばれています。

草をかき集め、テニスボールのような丸い巣を上手に作るのが特徴です。

野生の寿命は1年~2年。体の大きさや寒さ、天候の影響でこれくらいの寿命になります。

 

カヤネズミは巣作りの名人?

彼らは背の高い植物の生い茂る草原や水田で、1年を通して営巣します。

巣を作るのがとても上手で、草を細く噛み切って絡め、丸いまとめていきます。ひとつの巣を作るのに5時間もかからないそうです。

※カヤネズミの巣

 

基本的に地表から1mほどの高さに直径10cm前後の巣を作りますが、これは地面を歩く天敵や、洪水から身を守るためだと考えられています。

なぜ「基本的に」と表現したかというと、時には低い位置に巣を作ってみたり、屋根の無い巣を作ってみたりと、どうやらカヤネズミは様々な位置や形で巣を作っているようなのです。季節に応じて工夫している可能性もありますが、まだまだ謎が多いのが現状です。

当たり前ですが、子供はさらに小さいですね(笑)

小さくデリケートな生き物だからこそ、一生をかけて住処を転々とするうち、器用に巣作りができるようになるのかもしれませんね。

 

カヤネズミの認識の変化

カヤネズミは植物の種子や果実、バッタやアリなどの昆虫を食べて生活しています。そのことから、少し前まではイネを食べてしまう害獣として、駆除されるといったことも少なくありませんでした。

しかし近年、滋賀県立大学環境科学部のグループによってカヤネズミの研究が行われ、巣から糞を採取して調べてみたところ、イネの遺伝子はほとんど検出されず、昆虫や雑草の遺伝子が多く含まれていたことがわかりました。

つまり、彼らは害獣ではなく、むしろ邪魔な雑草等を食してくれる益獣だったのです!

我々人間は、罪もないどころか、自分達の小さな住人達に対しとんでもないことをしていたわけですね。強いて言うならば、「可愛いことが罪」であったと思う他ないかもしれません。

 

しかし今日、カヤネズミは土地の開発の影響もあって絶滅の危機にあります。以前に比べて人々の認識も変化し、カヤネズミの保護を呼びかける運動も行われています。

では、私たちにできることは何でしょうか。

先ほどもさり気なく述べたように、カヤネズミは小さく可愛らしいだけでなく、実はかなりデリケートな生き物です。

ですからもし野生のカヤネズミの巣を見つけても、触らずにそっとしておいてあげてください。

人間のにおいがついてしまうと、巣を放棄してしまう事があります。子育て中であれば、子供を見捨ててしまう可能性もあります。むやみに手出しをせず見守ってあげることが大切ですね。

 

≪カヤネズミの子育てなど≫

 

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ペットとして

カヤネズミはペットショップで売られていることもありますが、ほとんどが外国から輸入された個体になります。

しかしペットショップに売ってないからといって、国内の野生のカヤネズミを捕獲して飼ってはいけません。先述のように、カヤネズミは絶滅危惧種に指定されていて、保護しなければならない動物の一種なのです。

ですから、たとえペットショップで購入して飼う際にも、軽い気持ちでは絶対にやめてください。

 

ちなみに、きちんと最後まで面倒を見ることが条件ですが、仮に飼うとしたら以下のようなポイントが挙げられます。

大人しく噛みつくことはあまりないですが、やはりストレスには弱いので、構いすぎには注意。

マウスのペレット、種子、果実を食べます。雑食なので餌に困ることはないでしょう。

彼らの習性に合わせ、柔らかく丸い家を用意してあげるといいかもしれません。

あとは体が小さいので、ケージから逃げ出さないように気を付けてください。

 

そう考えると、一応ハムスターと変わらない感覚で飼うことはできそうですね。

飼育下のカヤネズミは野生のカヤネズミよりも長生きで、4年~5年生きることもあります。

 

≪世界一のネズミ≫

カピバラ温泉が伊豆や須坂等に。ペットとして飼育がやや難な理由

 

最後に

カヤネズミは私たちの身近な存在でありながら、まだまだ謎の多い生き物です。

ここまで彼らについて述べて来ましたが、これから先、新しい情報がどんどん出て来るかもしれません。絶滅の危機から守るためにも、私たちはカヤネズミの生態をもっとよく知り、付き合い方を考える必要があります。

大阪の天王寺動物園では、昼間でも夜行性の生き物が見られるコーナーがあり、そこにカヤネズミが展示されています。

写真や映像で見るよりずっと小さくてすばしっこくて、可愛い生き物だと実感できます。

3匹ほど居たはずなのに見つけるのがとても大変でした。

機会があればぜひ足を運んでみてください。

 



※動物たちのあれこれをまとめた特集ページになります。

地球上の強者・巨大生物特集―過去から現在まで

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