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クロゴケグモの雄は雌の餌?大きさや毒等の生態、日本での生息は

クロゴケグモは、海外では「ブラックウィドウ」と呼ばれている世界的にも有名な毒グモです。

「黒い未亡人」と呼ばれる所以は、交尾の後で、雌が雄を食べてしまうという恐ろしい行動から来たものというのが定説です。未亡人イコール“後家”ですね。

が、もう一つ説があって、毒にやられた相手が亡くなってしまって、連れ合いが後家になるから、という説もあるようです。

どちらにしても恐ろしいイメージのこのクロゴケグモについて、ここではその大きさや生態、生息地等を紹介していきます。

 

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大きさは?

毒グモというと、巨大なイメージを浮かべがちですが、クロゴケグモは見た目は小さくてかわいい。

雄と雌で大きさが違います。

雄は3mm~10mm、雌は8mm~10mm

雌の方が圧倒的に大きいことがわかります。

ちなみにこれは足の長さを含まない大きさ。真っ黒な体に赤い斑点のような模様。雌の方が色艶もいいです。なんか雌の存在がとても大きくて強そうですね。

 

全体的にゴケグモ類はよく似ていますが、有名なセアカゴケグモとも、とても似ています。

 

生態は?

他の昆虫類を捕食している肉食です。

巣を張り、引っかかって動けなくなった獲物をさらに自分の出す糸でぐるぐる巻きにし、猛毒を注入し、おまけにとどめのように消化酵素まで注入し、食べてしまいます。

恐ろしいまでの念のいれようですが、クロゴケグモにしてみれば、自分より大きなムカデなども餌にしている実情、戦った末にありつけるというのはむずかしく、毒という独自の武器を使い、完全に動かなくなったところでいただくということなのでしょう。これも生きていく業の一つです。

寿命は1年~3年と言われていますが、雄はとても短命らしく、雌は最長5年まで生きるのもいるそうです。

 

繁殖力

卵を産む数も数百単位で、一か月以内に孵化し、2~4か月くらいで大人になるので、繁殖力はとても強いです。が、生きていく環境にも左右されるようです。

もともと暖かい所に生息する昆虫なので、気温や餌になる他の昆虫類の有無によって、幼虫は生き延びることがむずかしくなることもあるとか。虫はだいたいにおいて温暖な気候を好みますから、これはクモに限ってのことではないと思いますが。

ようするに条件さえ整っていれば、どんどん増えるということですね。

 

最初に書きました“クロゴケグモ”の言われですが、あれはかなりの俗説です。交尾の後雌が雄を食べてしまうという事実は個体によって、そういう場合もあるということで、必ずしも食べてしまうということはないようです。

ただし餌にしている虫の中に、他の種類のクモもありますから、共食いの傾向はもともと持っています。その辺のことを考えると、自分より小さい雄を食べてしまうことも、雌の頭の中では「無くはない」ことなのかもしれませんね。

 

生息地は?日本ではどれくらいいる

もともとの生息地は北米ですが、やはり繁殖力が強いので、現在はアメリカどこにでもいるといってもいいでしょう。

日本で初めて見つかったのが、山口県の米軍基地の側であったことから、ああなるほどって感じです。農産物などの食品と共に渡ってきたと考えられます。

日本に来てからも、やはり暖かい所が好きなようです。緑の多い所はもちろんですが、エアコンの室外機や自動販売機の背後や下などで見つかる例が多いとか。といっても、虫はだいたいそういう場所好きなものですが。

今はまだそれほど広まっていませんが、日本でもこれからさらに増えて普通に見掛けるようになる可能性はありますね。

 

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毒の危険性は?

クロゴケグモの毒は、「ラトロトキシン」というものです。

これはセアカゴケグモと同じ。

この毒の特徴は、神経系に及ぼす毒で、運動神経、自律神経に影響が出ます。

噛まれた場合、症状が出る時間は、人によって様々ですが、およそ一時間前後。症状もいろいろで、まず共通している症状としては、“痛み”だそうです。

局部症状と全身症状があり、ほとんどの人は局部症状で、腫れ、痒みなどの範囲内で治まりをみせるようです。噛まれる場所にもよりけりですが、まずそこまで大量の毒を送り込まれることはないので、健康な人なら大事にいたることは少ないのが一般的です。

やはり怖いのは、子供や高齢者、虚弱体質の方。局部症状だけには収まらず、毒の影響が全身に及んでしまいます。全身症状の現れとして、痙攣、嘔吐、めまい、発熱など。放っておくと命に関わることにも。

通常は一週間くらいで回復するそうですが、全身症状の場合は、適切な治療を行わないと毒はどんどん広がっていくことになります。

 

クロゴケグモって恐ろしい?

恐ろしげに思えるクロゴケグモですが、基本彼らが毒を使うのは、獲物を取る手段、武器としての使用です。

ですから、必要以上に神経質になったり無暗に怖がったりしなくてもいいのではないかと思います。

人間にいきなり襲いかかったり、毒をやたらまき散らしたり、そんなことはしませんから。

人間が怖がる以上に、彼らも何をするかわからない人間が怖いのです。

ただやはり、真っ黒で赤い模様の入ったヤツラには、気をつけるにこしたことはありませんね。



※動物たちのあれこれをまとめた特集ページになります。

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