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カブトクラゲの生態―光る謎や毒の有無、値段や飼育等【動画】

虹色に光り輝く、このネオンライトのような生き物をご存知ですか?

名前は「カブトクラゲ」

なんだか提灯のようにも見えますね。

水族館でもよく見られ、テレビでも光るクラゲとして紹介される事の多いカブトクラゲですが、その名前にも、光にも、毒にも実はちょっとした秘密が隠されているのです。

というわけで、ここではカブトクラゲの面白い真実、そして値段や飼育等、ペット適正について皆さんにお届けします。

 

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カブトクラゲの特徴

カブトクラゲは日本近海にも生息している生き物で、様々な水族館で見ることができます。

大きさは5cm~10cm。

漢字で「兜水母」と書きます。

提灯や卵のようにも見えますが、名付けた人には兜に見えたのでしょう。

勇ましい名前が付けられていますが、彼らはプランクトンを食べ、ゆっくりと海をただよう大人しい生き物です。

体もその名に反してとても脆いため、波が強い日はできるだけ深く潜って身を守っています。

春から秋にかけて、カブトクラゲはあちこちで多く見られます。波が穏やかであれば浅い場所まで上がってくるので、海水浴で出会うこともあるかもしれません。

実は、彼らには毒針がありません。

ですから触ってもこちらが怪我をすることはないのですが、逆にカブトクラゲの方が簡単に崩れて命を失ってしまうので、もし見つけてもいたずらにつついたり水中から出したりせず、そっとしておく方がいいでしょう。

「兜」と名が付きながら、触ると簡単に崩れてしまうカブトクラゲ…むしろ儚いですね。

 

カブトクラゲは実は光っていない?

さて、カブトクラゲは体をネオンのように光らせると冒頭でも紹介しましたね。

実はアレ、光って「見える」というだけなのです。

カブトクラゲは実際には発光していません。

というのも、彼らの体の側面には8列の非常に細かいヒレ…専門用語で櫛板(しつばん)と呼ばれる繊毛が並んでいまして、それを素早く動かすことで移動しています。

光って見えるのは、彼らが必死で動かしている櫛板が外部からの光を反射しているためなのです。

水族館でカブトクラゲを見つけたら、ガラスに顔を近づけてよ~く観察してみてください。たくさんの小さな櫛板を懸命に動かしている様子が見られますよ。

 

カブトクラゲはそもそもクラゲじゃない

カブトクラゲは兜のように頑丈でもなく、自ら発光しているわけでもないとここまで述べてきましたが…

彼らはそもそも、クラゲですらないのです!

…何もかも名前や噂と違いますよね。

 

では彼らはどういった生き物で、本来のクラゲとどのように区別されているのでしょうか。

今日では、クラゲが「刺胞(しほう)動物」であるのに対し、カブトクラゲは「有櫛(ゆうしつ)動物」に分類されています。

かつては「腔腸(こうちょう)動物」という名で一緒にされていましたが、クラゲとカブトクラゲの性質は大きく異なるということで、今はその名前でくくることは少なくなっています。

先に、クラゲが属する刺胞動物ですが、彼らの他にイソギンチャクサンゴも含まれており、彼らには第一に毒針があるという特徴で共通しています。

クラゲは卵から生まれると、幼生から成体になるまでに何度か姿を変える、いわゆる「変態」を行いながら成長します。

それから、彼らにはオスとメスが居るのも特徴ですね。

それに対してカブトクラゲの属する有櫛動物ですが、彼らの他にもウリクラゲ、クシクラゲなども存在します。どれもクラゲの名が付きますが、正確にはクラゲじゃないんですね。

この有櫛動物に共通しているのは、まず、体表に8列の櫛板が並んでいることです。泳ぐための大事な部位ですね。これは刺胞動物のクラゲにはありません。

 

そして、長い触手と毒針も持たず、「変態」も行いません。

カブトクラゲたちは生まれた時から大人と同じ姿で一生を過ごします。

さらにさらに、彼らはなんと雌雄同体!これまた大きな違いです。

どうですか?泳ぎ方も、成長の仕方も、体の仕組みもまったく違いますよね。
ぱっと見た雰囲気では同じ生き物なのですが、こんなにも特徴に差があれば別のグループに分けられるのも納得です。

 

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クラゲには猛毒過ぎな種類あり!癒しあっても飼育は簡単じゃない

 

カブトクラゲの値段や飼育の注意

クラゲをペットの商品として扱っているお店はいくつかあるようで、そこではカブトクラゲを購入する事もできます。基本的には、1000円もあれば買えます。

しかしこれまで述べたように、カブトクラゲたちは非常に脆く、人の手どころか網で触れるのも彼らにとって命とりです。

彼らを水中から出すことがあれば、ひしゃくで水ごとすくい取る必要があるようですね。

温度や栄養バランスも難しく、1年以上飼育するのは難しいかもしれません。

それと、間違っても彼らを育てる際にウリクラゲを一緒に入れないようにしましょう。

同じグループの生き物ではありますが、ウリクラゲにとってカブトクラゲは絶好のご馳走なので、丸のみにされてしまいます。

 

※カブトクラゲの綺麗な動画



 

最後に

カブトクラゲはギャップが多いクラゲです。

兜のように強くもなく、光ってもいない。そもそもクラゲとも違います。ツッコミどころ満載です。

しかしよく考えると、何もかも私たち人間が勝手に名付け、思い込み、分類しただけなのですよね。

カブトクラゲはそんな事は知る由もなく、今も海中で必死に櫛板を羽ばたかせるのみなのです。そう考えると気が抜けますが、やはり彼らには癒しを感じます…。

いつか水族館でカブトクラゲを見かけたら、ここで読んだお話を、一緒に来たご家族やご友人にもお話してみてください。

癒しの時間をより楽しく過ごせるかもしれませんよ。



※動物たちのあれこれをまとめた特集ページになります。

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