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プラナリアの生態実験―再生の限界、寿命は?記憶まで…!

プラナリアという生物は、
神秘的なまでの再生能力があることで知られています。

その再生能力は、我々人類の可能性を
大きく広げるのではないかと期待されているほどです。

ここではその驚きと期待が混同するような、
すごいプラナリアの再生に
フォーカスしていきたいと思います。

 

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プラナリアの生態実験

プラナリアの生態、生命力を確認する実験として、
その体を切り刻むというのがあります。

これを他の生物にしたらもちろん
確実に絶命するのですが、
このプラナリアは何と、
顔面を半分にしても再生してしまうのです。

再生の仕方については、
例えば胴体を半分にしたら、
胴体の反対側が生えてきます。

それがたとえ顔の反対側であっても、
顔ごと再生されてしまう

のです。

顔ごと再生するのですから、
顔を半分にしてももう半分の顔も再生します。

こういうと、けっこうホラー入ってきますよね。

こちらの動画では、プラナリアに対して
色々な切り刻み方をして実験しています。

簡単ですから、個人でもできる実験ですね。

他の生き物でやったら虐待になりますが、
プラナリアではならないという・・・・(笑)

 

プラナリア再生の条件

ただしもちろん、無条件に
いくらでも分裂できるわけではありません。

再生の条件があるわけですが、
それはまず水温になります。

種類によっても異なってくるのですが、
例えば代表的なプラナリアである
ナミウズムシの場合であれば、
適温は10~20度程度であり、
これよりも低かったり高かったりすると、
再生能力も低下します。

水質がプラナリア好みでない場合も、
同様に再生能力の低下が見られます。

また、食べた後一週間は空けておかないと、
切断した際に自分の胃から漏れる消化液によって
自分自身が溶けて絶命

します。

 

上記の3つの条件がそろっていれば、
プラナリアが持つ再生能力のポテンシャルをかなり発揮することができます。

ナミウズムシであれば、
かなり細かく切り刻んでも、
その破片それぞれが再生し、
もとの大きさの個体になってしまうのです。

つまり、分裂して数だけ増える

ということですね。

まるでSFの世界から出てきたような生物です。

 

ちなみにプラナリアを、分断せずに頭部だけ半分にするとこうなります。

プラナリアがヒドラみたいに

頭が二つになり、ヒドラみたいになってしまいました。

 

寿命

寿命は事実上、ありません。

もともと自分から体を
分裂させて繁殖していくので、
そうなってくると寿命とは何なのかすら
わからなくなってきます。

ですから厳密に言えば、
プラナリアの年齢は
プラナリアがこの世に誕生してから
現在までの年数であると考えられますね。

 

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限界

もちろんいくら環境が
もっとも適していたとしても、
再生に限界はあります。

それがどのくらいなのかについては、
恐らく個体にもよりますし
その個体の体調にもよるでしょう。

これまでの最大の記録として報告されているのは、

100以上の破片からの再生

であるそうです。

何と、100個すべての破片が再生し、
結果100匹のプラナリアになってしまったとのこと。

プラナリアの恐るべき再生

これでも十分に細かいのですが、
100個に分断といったら全然これどころではありませんね。

 

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記憶まで?

そんな恐るべき生態を秘めたプラナリアですが、
さらに驚くべき事実があります。

それは、その個々の破片に記憶力がある

ということです。

このような実験が報告されています。

本来プラナリアは光を好まないため、光を感じるとその場から離れようとする習性を持っている。

そこでライトで特定の場所を照らして、その場所にたまたま足を踏み入れた個体にエサを与える。

それによって、その個体は光の場所は危険ではなく、エサにあり付ける場所だと判断するようになるため、光の場から離れにくくなる。

そして、次にプラナリアを切断し、分裂させる。

ある程度成長するまで待ち、もともと頭部だった破片だけではなく、胴体や尻尾の方の破片に対しても光に対しての安全意識は残っているかを確認。

すると、切断する以前の個体と同じく、光に対して拒否反応を起こさず、エサが現れるまでその場で待機するという行動を取った。

 

 

つまり簡単に実験の内容をまとめると、

光の場所に対して「危険ではなく、しかも餌の手に入る場所である」と学習した記憶を個々の破片が受け継いだ

ということです。

そもそもプラナリアに
学習能力があることも驚きですが、
しかもそれが遺伝するとは・・・・・

これは極端な話、生物の進化にも
通じるところがあるのではないでしょうか。

個人的意見になるのですが、
私は生物の細胞個々に
意思が存在していると思っています。

それが生物たちの環境への対応や
構造的進化を支えているのではないでしょうか。

と考えると、辻褄が合う気がしますけどね。

 

何にしてもこのプラナリアの再生能力については、
研究が進めば医療技術に応用することは可能だと言われています。

ただ同時に、いわゆる神的な領域に
足を踏み入れる可能性もあるので、
その辺はまた倫理的な問題に
発展しかねないですが・・・w



※動物たちのあれこれをまとめた特集ページになります。

地球上の強者・巨大生物特集―過去から現在まで

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2 Responses to “プラナリアの生態実験―再生の限界、寿命は?記憶まで…!”

  1. アマガエル より:

    初めまして、生物に興味のある中学2年生です。
    私の学校では探究型の学習をするような所で、卒業までに何かテーマを決めて、探究して行かなくてはなりません。そこで、このサイトを見つけ、プラナリアに興味を持ち、この遺伝子を使って何か役に立つものが作れるのではと思ったのですが、私のような年齢でも取り組めるような課題はありませんか?

    • dobbled854 より:

      アマガエルさんコメントありがとうございます。
      申し訳ないですがプラナリアで役立つものを作るというのは、ちょっと想像ができません。
      それができたら普通に凄いことだと思います。
      ですから、もう少し気楽にハードルを下げて取り組んだら良いのではないでしょうか。
      プラナリアを使って自分で色々実験してみるだけでも十分に価値があることだと思います。

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