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猛毒キノコ・カエンタケの危険性・特徴や分布等

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日本にはカエンタケという
猛毒キノコが存在しますが、
近年になってその勢力を拡大してきています。

カエンタケイラストpg

というわけで、今回は
このカエンタケの生態に迫ってみたいと思います。

 

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カエンタケの特徴

カエンタケkaens
※カエンタケwikipediaページより

ご覧のとおり、カエンタケは
一般的な茸の形状はしていません。

タケノコのように地面から突き出るようにして生えています。

ただしカエンタケの場合は、
一本の本体が2~10本程度に分岐する形になるのですが。

 

直径は本体が10~15mm

分岐体が3~7mm

高さは5~20cm

程度となります。

 

見た目は基本的に鮮やかな赤色で、
表面上は平でまるで指のように見える個体もあります。

分布域としては

日本・中国・ジャワ島

といったアジアが中心ですが、近年はアメリカでも発見例が報告されているようです。

発生する時期は、夏から秋にかけて

基本的に単体ではなく、群生

多くは枯れたり、倒れたりして弱っている
広葉樹(ミズナラ・コナラ)の木の傍に発生。

ただし弱った木から直接
養分を吸い取っているのではなく、
その弱った木を栄養分として
周囲にくっ付いている
別の茸を養分としている
可能性が高いと言われています。

 

症状

冒頭で紹介したように、
カエンダケは途轍もない猛毒キノコになります。

致死量はたったの3g程度であり、
食べるとわずか10分ほどで
消化器系を破壊し始め、
腹痛・嘔吐・水っぽい下痢等の症状が見られるようになります。

それから少し遅れて
その他の機能にまで影響が及ぶようになり、

肝不全・腎不全等の消化器系不全

から

白血球や血小板等の減少といった造血機能障害

さらには全身の細胞を破壊することから

めまい・手足のしびれ・脱毛・皮膚の剥がれ
呼吸困難・運動障害・言語障害・小脳の萎縮

と人体のあらゆる異常を引き起こします。

日本人で記録上は
これまで毒に犯されたのは
10人程度であるにもかかわらず、
その中の2名は命を失っています。

被害者が意外に少ないな、
と思われるかも知れませんが
これはカエンダケが

触れるだけでも猛毒

であることが理由の一つと思われます。

実はカエンダケは触れただけでも、
激痛が走りその触れた箇所の皮膚がただれてしまうのです。

それどころか、

臭いを嗅ぐだけでも粘膜に異常をきたす

といいます。

しかしこれが逆に幸いして、
早い段階で危険性に気付けるわけです。

触れた時点で何もなければ、
他の似てるキノコと気付かずに
被害は間違いなく何倍にもなっているだろうと思います。

 

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※こちらは日本三大有毒植物の一つとされています。

トリカブトは葉・花・根の全てが猛毒で危険。事件とは

 

カエンタケと私たちの生活

といった具合にカエンタケは
大変恐ろしい毒キノコではあるのですが、
さらに恐怖なのは

意外と身近な存在であること

と、

非常によく似てる種類の食用キノコがあること

です。

 

意外と身近な存在?

カエンタケには日本の気候が合うのか、
ここ数年でも各地で発見されています。

ニュースとして取り上げられただけでも、

徳島県

大阪府

奈良県

京都府

三重県

山形県

宮城県

等に分布。

こうしてみると、
日本国内であれば
北から南まで全国どこでも
発生する可能性があることがわかりますね。

中でも近畿地方では
特に集中的に発見されていて、
報道されている以外でも
多数の目撃情報が寄せられているようです。

参考:大阪府箕面市ホームページ

 

そんな身近に存在しているのであれば、
山の奥の方にいけばいくらでも
発見できそうな気がしますね。

さらに驚くことに、2016年8月に
宮城県の仙台市で発見されたカエンタケは
なんと公園内であったそうです。

子供のいらっしゃる方などは、
カエンタケの生態を教えて
注意させておく必要があるだろうと思います。

 

似ていて間違われるキノコとは

カエンタケは特殊な形態をしていますが、
実はかなり似てる茸も存在します。

特に

冬虫夏草

ベニナギナタタケ

と似ていて、分布域が被るところでは
間違えられることも間々あるそうです。

どちらもかなり似ていますが、
冬虫夏草は日本の自然環境下
では基本的に生息していないので、
注意する必要があるのは
ベニナギナタタケの方です。

冬虫夏草画像

ベニナギナタタケ画像

 

ベニナギナタタケは
大きさ、生え方、色、
生息地・分布域と全てが似ています。

ですから、素人だと
非常に見分けるのが大変なのですが、
強いて言えば色が赤ではなく
鮮やかな紅色、もしくはオレンジ

であることが一つのわかり易い基準だと思います。

とはいえカエンタケでも
紅色やオレンジ色の個体も
たまにあるために、決して安心できないのですが。

オレンジカエンタケ画像

 

見本の画像では形は違いますが、
そこはあまり充てにしない方が良いと思います。

 

実際、このベニナギナタタケは
食用としても利用されることから、
日本でもカエンタケを誤って触ったり、
食べてしまう過去の例は少なくないようです。

ですから素人であれば、
もし身近にカエンタケっぽい
キノコがあったら近付かない方が無難です。

それこそ、言葉通り大やけどを
負ってしまうかも知れませんからね。



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